Breast Cancer Fighting Illness

ある日届いた健康診断結果の封を開けた瞬間、乳がんと向き合う日々は始まりました

術後6日目

2022.4.14

術後6日目である。
朝から看護師さんが『排液も減ってるみたいだし、今日抜けるとよいですね』と話していた。
昨日の夜間に引き上げていって排液がかなり少なくなっていたようだ。
今日抜けたら、明日退院になる。
手術からちょうど1週間で退院。だいぶ早いな。
そうなるとほんとうれしい。

朝から執刀医が来るのを待っていたがなかなかこない。
今日は遅いなぁ~と思っていると、歯科口腔外科の受診で外来に呼ばれた。
あぁ歯科受診の日だったなと下の外来に行く。
てっきり昼からの受診だと思っていたので油断してた。

歯科受診の後てれてれと病棟に帰ったら、看護師さんに呼び止められて『ドレーン抜くから病室でまってて』と。
よし!いよいよドレーンが抜ける!
でもな…ドレーン抜くのって痛いのかな??
ただでさえなんかズキズキするので引っ張って抜いて大丈夫なのか??
痛いのが超苦手なのでちょっとビビりながら病室で待つ。

すぐに執刀医が来て『今から抜きましようね』と。
看護師がガーゼ等を持ってきてすぐに処置。
ドレーンを止めていた糸を切って、ずるんと抜いた。
管の抜ける気持ち悪さがあったが、思っていたよりも痛くなかった。
あーとうとう抜けたわ~。
抜いた後は大きめのガーゼで軽く抑えるだけだった。
傷口が少しズキズキするも、まあこんなもんだろう。
あれ?シャワーはいつ浴びてよいのかな?
昼からにするか。

それから退院が決まったことを子供達に連絡し、
保険に出す診断書を1階にもって行ったりした。
荷物も少しまとめないとな。
昼からシャワーを浴び、少し荷物をまとめる。
シャワー時にキズ跡をマジマジとみた。
胸がないのはもう割り切ったので大丈夫。
ドレーン跡のキズのほうが痛々しくてちょっと嫌だったな。
もちろん手術痕もまだ周りが内出血していて、なんとなくどす黒い。
極力濡らさないようにシャワーを浴びた。

ドレーンがなくなり、すっきりしたが、逆に二の腕とわきのしびれが顕著になった気がする。
気のせいなのかもしれないが、ドレーンに気を取られることがなくなったのも原因の一つかもしれない。
あ、昨日から行っているPCの作業も腕にはあまりよくないな。
退院したら右腕をしっかり動かしてリハビリしないといけない。

退院後の受診は来週木曜日になった。
それまでは自由、何の予定もない。
退院したら車の運転もやってみよう。
多分大丈夫な気がする。無理はしないけどね。
明日は息子が迎えに来てくれる予定。
娘は学校だけど、部活がないから早く会えるかな?
猫たちにも犬氏にも会えるな。
今から楽しみだ。

夜、今回の入院費の概算を持ってきてくれた。
7泊で23万だった。
手術費等々を考えれば全然OKだろう。
いやきっと余裕で限度額なんだろな。
カード…大丈夫かな??
15日締めだからギリギリ入っちゃうんだよな。
多分大丈夫だと思うけど…先月使いすぎたからな。

とにかく明日には退院である。
なんだかあっという間だった。
でもここからが治療の始まりなんだ。
身体を癒して、新たな治療に向かわないといけないな。
うん、頑張ろう。