Breast Cancer Fighting Illness

ある日届いた健康診断結果の封を開けた瞬間、乳がんと向き合う日々は始まりました

乳がん治療についての情報収集

2022.3.8

2月最初に乳がん疑いが判明してから、心の余裕がなくて仕事場のメールを確認することを怠っていた。
会社からの大事な連絡等は別のツールで送ってこられるので、Eメールは毎日チェックしなくても困ることはあまりないが、たまに大事なお知らせが届いていることがある。
あ、ちょっとやばいかも?と思い、今日開いてみた。
大量のメールが届く。ほとんどが医薬品情報に関するメールである。

その中から大事な勉強会のお知らせメールを見つけた。
隣の総合病院の薬剤部が行っている薬薬連携講演会のお知らせだった。
”しまった、このことだったのか”
数日前に病院へ行ったときに
『この間の連携講演会は欠席でしたね。どうされました?』と薬剤部の方に言われたばかりだった。開催されていたなんて知らなかったのだ。

講演会の内容を開いてみると
私の乳がんの主治医が乳がんの最新治療について講演していた。
”あぁ、なんてこと!こんなタイムリーな講演会を逃していたなんて…”
講演会の日にちを見ると2月18日になっていた。
乳がん検診の2次検査に行った週の金曜日だった。
さすがに心の余裕が全くない時期だった。
この日にこの演目の講演会を受けれるほど心は回復していなかったかもなと思った。
知っていたとしても、受けには行けなかったかもしれないな。

それにしても…どんな話をされたのかがすごく気になる。
今一番私が知りたい情報である。
主催の薬剤部の方に資料が残っていないかを聞いてみよう。
パワーポイントの資料だけでももらえたらうれしいんだけどな。
さすがに主治医本人に診察時にお願いするわけにはいかないだろう。

そんなことを悶々と考えながら仕事していたら、
”そうだ、各製薬会社のオンコロジー領域の担当者に乳がんの最新資料をもらえないかを聞いてみるのもいいかも?”と思い立った。
いや、もう、職権乱用に近い感じである。
医療関係、特に薬の仕事をしているから薬物療法の情報はその気になればいくらでも集められるじゃないか。
本腰入れてしっかり勉強してみようかと思っている。
まずはどの製薬会社が乳がん治療薬に力を入れているかを調べないとな。

そんなことをしても、結局治療方針や治療方法は主治医の考えによって決められていくのだろうけど、何かしていないと落ち着かない。
何年か前に製薬会社のMRに詳しく勉強会をしてもらったことがあったが、それからまたいろいろと治療方法もレジメンも増えているだろう。
乳がんに関しては良い治療方法や薬も揃っているというのもわかっている。

わかっているのだが…不安は全くぬぐえない。
どんな病気にもどんな治療法にも数%の例外症例があるのだ。
自分がその数%にあたるのではないか?と思ってしまうんだよな。
被害妄想に近いんだろうけど…。

情報を集めたら集めただけ、不安も募るんだろうな…とわかってるのにね。
ジタバタしている。