Breast Cancer Fighting Illness

ある日届いた健康診断結果の封を開けた瞬間、乳がんと向き合う日々は始まりました

明日は手術

2022.4.7

今日は昼前に病院へ
術前入院である。

大人が一人来てほしいということで兄嫁にきてもらった。
子供達は病院入口までお見送り。
ここで離れたら2週間は会えないのだな。
と感傷的になる前に別れた。
大丈夫、2週間後には会えるのだ。

入院する前に麻酔科と歯科口腔外科の受診があった。
麻酔科では麻酔の説明と麻酔の管を口腔内に入れるときに口腔内が傷つく可能性があることと、歯が欠けるかもしれないと説明を受けた。
口腔外科では口腔内のチェック、歯周病のリスクと歯のチェックだ。
以前そういう事例が発生して問題になったことがあるのかと思うくらい、歯が欠けたりすることの説明を受けた。

入院前の受診が終わったら、次は入院手続き…の前に抗原検査である。
このご時世、しかたないこと。
この抗原検査で陽性だったら手術も入院も延期になるのだな。
それがちょっと勘弁してほしいな。

抗原検査の後の待ち時間がとにかく長かった。
外来と入院との連携がうまくいってないのか?
入院患者が多くてバタバタしているのか…
仕方のないことだが異常に待たされた感がある。
その間に昼ごはんに行かせてくれたらよかったのになぁと思った。

抗原検査も陰性で、ようやく入院になる。
病棟にあがり、説明を受けるかとおもいきや…またもや待たされる。
忙しいんだろうな、仕方がない。
部屋を個室にしたかったが今はいっぱいということで大部屋になる。
4人部屋だが満床。
どうやらコロナでできなかった手術が混みこみで入っているらしい。
個室もいつ開くのかな?
まあどの患者さんもカーテンを閉め切っているのであまり気にならないが…大部屋では子供達に電話するのも難しいので、やはり個室がよいな。
開いたら移動させてもらえるように看護師さんにお願いした。

病室、病棟の説明を受け、入院セット説明を受けに1階へ降りた。
4月から入院セットというものを外注しているらしい。
今回持ってきたこまごまとしたものがすべて借りれることがわかった。
早く教えてくれたらよかったのにな。

入院が落ち着いたので兄嫁には帰ってもらった。
部屋でごそごそしていると担当Ns.がやってきて、いろいろと説明してくれた。
その後、執刀医とオペ室の看護師もあいさつに来てくれた。
今はこういう感じでしっかりインフォームドコンセントを行うのだ、大変だな。

オペ室の看護師から
『私も最近ガンの手術を受けたんですよ』
とさらりと言われた。
いやいや…激務のオペ室で大変ではないか?と食いついてしまった。
無理はしていないので大丈夫だと話していた。
大変じゃないわけないよなと思ったが、そういう話を聞くととても勇気が湧いてくるな。
オペ後もしっかり職場復帰ができるのだと希望をもつことができる。

さあ、そろそろ消灯時間になる。
いろいろと書きたいことはあるが…今夜は明日に向けて早く寝よう。

気持ちは整った。